出:晋遊舎(2005年7月)
テレビや新聞などのマスメディアでは今でも韓流ブームが続いていますが、一方でパクリや歴史捏造問題についてはほとんどマスコミに取り上げられることはありません。
韓国の中学生が書いた日本の国旗や日本の地図などを蹂躙する絵が地下鉄の駅構内に貼られているとか、日本の国旗を踏みつけないと中に入れないようになっている建物のことなどは、ネット以外で見つけるのは不可能に近い状態です。
知っていてあえて隠しているとしか思えないくらいです。
さすがに、竹島問題は新聞やテレビでも取り上げられていますが・・・
韓国を毛嫌いするわけではありません。ただ、物事にはプラスとマイナスの側面があります。
プラスの面しか取り上げない日本のマスメディアに踊らされている日本人を見ると、日本人(特にネット環境がない人)はあまりにも情報が与えられていないと感じます。
この本に書いてあることがすべて真実かどうかは別として、日本人としてもっと知っておくべき韓国人の側面ではないでしょうか。
韓国は日本に一番近い国です。
その近さ故、日本人は自分と同じような境遇にもかかわらず、韓国人があのような言動を取っていると思いがちですが、そもそも国家としての生い立ちから教育まで何もかもが違う国だということですね。
それを充分に知った上で、安易に差別や排除に走るのではなく、どうやって付き合うのかを考えなければいけないのではないでしょうか。
もちろん、この作業はかなり困難を極めるでしょう。
誰の言葉だったでしょうか?
「事実などない。解釈があるのみだ。」
なんて言葉があります。"事実"とか"真実"とか"本当のこと"なんて実は存在していなくて、それぞれが好きなように解釈しているだけ。
そう考えると、日本と韓国の溝を埋めるの作業は絶望的ですらあります。
そもそも、あちらの国民感情として聞こえてくるのは、お互いに理解し合うということではなく日本人が100%悪いということがほとんどです。日本を理解しようという姿勢はどう好意的に解釈しても、なかなか見つけることはできません。
言論の自由が憲法で保証されているはずの日本で、"韓国"、"在日"、"北朝鮮"など半島に関する光の部分、つまりよい面しか報道されないのはまったく奇異なことです。
実際、朝日新聞はこのマンガの広告掲載を断ったようですし、書店でも取り扱わない店や店頭に並べない店があるようです。
ネット以外の既存のマスメディアも含め、扱いに苦慮している向きもあるでしょうが黙殺というスタンスといえないこともありません。
確かに、差別は絶対にいけないことだと思います。
大変デリケートな問題であることも間違いないでしょう。
でも、だからといって何も知らなくてもいいということにはなりません。
マンガの中にもありましたが、日本人は朝鮮についてもっと知る必要があります。
今、日本人に必要なのは反論することや説得することではなく、ただ知ることではないでしょうか。